小山君の思考履歴３

Ｑ. 東京タワーの上から１円玉を落として、地上にいる人の頭の上に当たると、

その人は死ぬというのは本当ですか？

Ａ. 嘘。ただし、人はいずれは死ぬので、命題としては真。



さて、この手記は、「激団甘辛とんぼ」の団員の一人である小山君（仮名）の、

極めて偏った視点による、偏った印象が記述されたものである。



よって、活動中に考えた、という点で、この問答は小山君にとって

活動とは無関係ではない。



こういった、極めて主観的な価値判断がかように容易に行われる現代、

と論じるのもまた極めて主観的な視点である。



甘えでもあり、遥か彼方の銀河に飛ばす友好信号のようでもある。



もう止めてしまえ、と言われると、意地でも続けたくなる小山君であった。



今日の活動では、芝居を作る役割の紹介と部費での購入品の選定が行われた。



極めて順調に会議は進行し、必要なディスカッションは概ね交わされた。



うまくことが運んでいる限り、小山君は何も思わない。



なんとも穏やかである。